仮想研究
高分子と環境ハウス、アルミ・マグネ万葉線

 この研究では、工業技術センター、県内の企業・事業所等で発表されたプラスチックのリサイクルや生分解性プラスチックを中心とした研究、技術開発事例が、実際にどのようにして利用される可能性があるのかを検討します。しかし、実際の研究を立ち上げるには、研究内容の実現性や予算獲得の点で難しいので、ネット上で技術を収集して、一連の研究成果として結びつける”仮想研究”として検討していきたいと思います。仮想研究ならば、今ある技術やアイディアを提供することで多くの方が研究に参加することができます。また、多くの情報が集まるほど、現状の技術の方向や不足点が明確になるものと考えています。

 検討課題として一般住宅と万葉線を例とし、それらを使用して生活するときに必要な技術を県内から収集します。

 この仮想研究は、情報の量が研究の正否に大きく関係します。皆さんからの情報の提供をお願いします。


高分子と環境ハウス

高分子と環境ハウスT (プラスチックハウス)

 プラスチックを中心とした、リサイクルされた材料やリサイクルされることを前提とした材料を用いた住宅を建築することを目的とします。この仮想研究のメインの研究です。

高分子と環境ハウスU (アルミ・マグネハウス)

 富山県の主要産業の一つの「アルミ」の技術を中心にして住宅を建築することを目的とします。

高分子と環境ハウスV (集成材ハウス)

 高分子と環境ハウスT (プラスチックハウス)や高分子と環境ハウスU (アルミ・マグネハウス)の対照として、一般的に建てられている木材の住宅も建築します。もちろん富山県の材料を使用します。

関連技術

 家がただ建っているだけでは私たちは生活できません。エネルギー、ゴミ・下水処理、ガーデニング等の技術についても検討します。

アルミ・マグネ万葉線

アルミ・マグネ万葉線

 電車や自動車等の輸送機械は、高い性能と高い信頼性を兼ね備えた材料と部品が使用されます。このような厳しい条件でリサイクル材料が使用されることができるかを万葉線の電車を製造することとして検討します。リサイクル材料だけでは、難しい面もあるでしょうから、アルミニウムやマグネシウムをメインの部分に使用することによって不足の分を補います。

 このアルミ・マグネ万葉線の技術は、富山市の市電や、北陸本線、城端線、氷見線等の新幹線の開通によって地元経営になる電車にも応用されるでしょう。企業経営として考えたとき、ただ電車を運行させるだけはでなく電車を製造し、保守する技術があることは、独自技術として企業の強みになるかもしれません。

関連技術

 電車以外の、線路、橋りょう、停留所などについても検討します。


高分子と環境ハウスとアルミ・マグネ万葉線の設置はどこに?

 もし、何かの拍子に、高分子と環境ハウスとアルミ・マグネ万葉線が具体化したとすればどのあたりに設置するのがよいでしょうか。アルミ・マグネ万葉線に乗り、その後で高分子と環境ハウスを見てもらえるようにするのがよいと思います。現在、万葉線は高岡市「JR高岡駅前」から新湊市「越の潟」までを走っていますから、その途中の、新湊市「海王丸」の駅付近に設置すればよいと思います。ここは、帆船、海王丸の展示を中心とした海王丸パークと日本海ミュージアム構想があることと、宅地としても分譲されつつあるので展示を見に来てもらいやすいのではないでしょうか。それから、虫のいい話になりますが、このことで、万葉線の乗車が増えるかもしれませんし、田ぼの中より公共交通機関がしっかりしているところのほうが県内外からも見に来てもらいやすいでしょう。

 

海王丸パークと万葉線

空き地(海王丸パーク付近)

高分子と環境ハウスの図

 

万葉線 海王丸駅

アルミ・マグネ万葉線の図

 

海王丸と日本海交流センター

 

万葉線の夏の朝 発車を待つ運転手さんと乗客(越の潟駅)

 


高分子と環境ハウス

アルミ・マグネ万葉線

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